ペルシャ絨毯についてABOUT PERSIAN RUG
紀元前6世紀
〜4世紀頃
3世紀〜7世紀
最盛期の王ホスロー1世
8世紀頃〜
そして訪れたイスラーム世界の⻩⾦時代では、偶像崇拝が禁⽌されていたため、幾何学⽂様が発展を遂げ、現在まで受け継がれるペルシャ絨毯の定番デザインが誕⽣します。
エスリム(唐草⽂様)
16世紀〜18世紀
約500年前から300年前にはサファヴィー朝が数多くの⽂化振興を⾏い、ペルシャ絨毯は宮廷⼯房が創設され⾼品質の絨毯が制作されました。現在「アルダビル絨毯」と呼ばれる絨毯は現存する絨毯の中でも最⾼傑作の⼀つとされます。
アルダビル絨毯
ペルシャ絨毯と⽇本
18世紀後半
〜19世紀
稀代の梟雄
ナーディル‧シャー
19世紀
しかし約150年前頃からペルシャ絨毯のヨーロッパでの需要や、それに続くアメリカの需要が活性化し現在まで続くペルシャ絨毯の制作が産業として確⽴されました。
当時ヨーロッパで流⾏した
東⽅趣味のオリエンタルなイメージ
1950年代
近年では、75年前頃からゾランヴァリの登場により、ギャッベが絨毯として評価されはじめ、遊牧⺠の⽇⽤品からペルシャ絨毯の⼀種として取り扱われるようになりました。
そして現代
かつては王侯貴族の調度品や遊牧⺠などの⽇⽤品として制作され、使われていたものが、世界各地の⼈々に愛好される⺠芸品、美術品となっています。そんなペルシャ絨毯には歴史と⽂化という物語が⼀つ⼀つの絨毯に織り込まれています。
下絵‧デザイン
ペルシャ絨毯は結びを連ねることでそのデザインを表現しています。ペルシャ絨毯のデザイナーはまず⽅眼紙にデザイン画を描き、その後マス⽬に⾊を塗り込んでいきます。ここで描かれたものが織り職⼈のための設計図になります。近年ではデジタルでこれらの作業を⾏う場合も増えてきました。
染色
デザイン画が完成すると制作する絨毯の⾊⽷の種類と量が決定します。⽷の染⾊で⾊を下絵通りに再現することがデザイン通りの絨毯制作に繋がっていきます
かつては天然染料が多く使⽤されていましたが、現代では質の良い化学染料が開発され、それらも数多く使⽤されています。
結び
ペルシャ絨毯の結び⽅は地域によって異なります。結び⽅の違いから、織り機の違い、そして使う道具など様々です。また、織る職⼈の⼒量によっても絨毯の質は⼤きく左右されます。例に挙げるとビジャという街の絨毯は伝統的に男性のみが織る絨毯とされ、⼒強く結ばれたその絨毯は「鉄の絨毯」とも形容されます。
絨毯織りの道具
トルコ結び
ペルシャ結び
仕上げ
絨毯が織り終わると織り機から外されて仕上げの⼯程に⼊ります。
この⼯程では⼤きく分けると、クリーニング、絨毯の歪み直し、表⾯を削り均⼀にする処理であるシャーリングの三つがあります。
通常ペルシャ絨毯は2:3の⽐率で制作されています。
そんなペルシャ絨毯の中でも変形サイズと呼ばれる特殊な形を紹介します。
KENAREHケナレ
細⻑い形の絨毯⽞関やベッドサイド、ソファーの座⾯など
ちょっとしたアクセントにぴったりです。
BEIZIベイジィ
楕円形の絨毯⽞関やリビングを珍しい楕円形でエレガントにイメージチェンジできます。
GERDゲルド
円形の絨毯丸テーブルにぴったりな円形です。置く場所も選ばないのでどこにでも敷いて楽しめる絨毯です。
MORABAモラバ
正⽅形の絨毯⽇本的な座敷にぴったりな形です。中⼼柄が引き⽴つそのデザインは絨毯の⼒強さを感じさせてくれます。
ペルシャ絨毯は主にイラン国内や欧⽶向けの需要が多いため、⽇本の畳数に準拠したサイズではありません。
また、⼿織りのため規格通りのサイズも稀です。
⽞関マットやベッドサイドなど
⽞関マットやベッドサイド、
リビングのアクセントなどに
⽞関マットや⼀⼈掛けソファーなどに
ソファー前や座敷に
ソファー前やダイニング、テーブル下に
リビング、
ダイニングなど

